2015年01月01日

ガンは怖い病気ではありません。

この半年の間に、お医者さんが書いた本を何冊か読む機会がありました。その中の一冊、慶応義塾大学病院の近藤誠医師の『がんより怖いがん治療』があります。
20年前、あまりにもセンセーショナルな形で登場してから、30冊以上の著作を書き続けて、ガン産業(?)を取り巻く医療業界に警鐘を鳴らし続けて来た近藤医師に対しては、厳しい批判もあります。
100万部を突破した『医者に殺されない47の心得』の後に出された、長尾和宏医師の『「医療否定本」に殺されないための48の真実』や石井光医師の『医者の嘘』の中では、明らかに近藤医師の理論を否定しています。
『患者よ、がんと闘うな』を著してから、医学会から村八分のような扱いで、相手にもされず、ずっと慶応の放射線科講師に甘んじて来た近藤医師。
それでも、研究論文を著わしながら、放射線科の医師として医療行為をしているのですから、忙しいことと思います。
そんな環境の中で、30冊以上の著作を出している近藤医師には、世間の批判がいくらあろうとも、好意的にならざるを得ません。医療の素人の近藤ファンが書くブログですから、この先を読み続けるかどうかはお任せします。
改めて言いたいことは、「大切なことは、ガンになった時の治療法ではなく、ガンになった時の対処法を知ること。」ということです。
近藤誠さんの著書を1冊でも読んでみると分かります。2~3冊読むと、万一ガンになっても焦って治療をしない方が良いんだということに納得できます。4冊以上読むと、近藤さんの言っていることが確信でき、ガンが怖くなくなります。
だから健康でいるうちに、とにかく1冊でいいから手に取って読んでおくべきでしょう。あらかじめガンについて、ある程度の基礎知識があるのと無いのとでは、万一ガンになった時の対処が違ってきます。基礎知識が無いと、ガンを告知した医師の言うがまま、簡単に手術や抗がん剤治療を受けさせられることになってしまいます。その結果がどんな結末を迎えるかは、近藤さんの本に書かれています。
2人に1人がガンになると言われる現状で、近藤さんの著作を読めばガンになった時の対処法は分かります。ですが、それ以前にガンにならないことが一番です。そのためには、ガンになる原因も知っておくべきでしょう。
ガンになる主たる原因は、活性酸素が細胞の遺伝子を傷付けるからです。だから、できる限り活性酸素を発生させない生活習慣を心がけることがガンへの予防になるはずです。
活性酸素の発生する原因には、①糖分の取り過ぎ②過食③公害物質④有害重金属・有害化学物質⑤タバコ⑥紫外線・放射線等があることを知っておくべきでしょう。
また、活性酸素の悪さを抑える最高の微生物として腸内細菌が知られています。健康生活を送るためには、腸内細菌のバランスが大切だと言われます。腸内細菌を増やすために、食物繊維の多い食べ物をとるように心がけることです。
腸内の善玉菌を増やすことで、ガンだけでなく、ガン以外の生活習慣病を予防することも出来ます。
「汝の食事を薬とし、汝の薬は食事とせよ!」という言葉もあるように、ガンにならないためにも、食べることには大いに気をつけたいものです。
  


Posted by ツキを呼ぶ男 at 15:12Comments(0)健康メモ