2019年05月14日

“もう”と“まだ”

来年は古希を迎える訳だが、その実感がない。古希って言ったら70歳です。
どう考えても、自分がそんなじいさんになったとは思えない。身体もまだ思うように動かせるし、今の仕事も出来る限り続けたい。
時々、お客様に私の年齢を聞かれることがあります。
その時にどう答えているかが今日の話題です。
気をつけている時には、「まだ69です」と答えるのですが、油断すると「もう69になりました」と言ってしまいます。
さて、ここに50歳の人が2人いたとします。その人たちに年齢を尋ねると、1人の人は「俺はもう50」と言い、もう1人は「俺はまだ50だ」と答えた場合、どちらが、見た目若く見えるでしょうか?
明らかに、“まだ”という人の方が若く見えます。
“まだ”は1割若く、“もう”は1割年寄りに見えてしまうと言ったら言い過ぎでしょうか。
45歳に見えるか、55歳に見えるかということです。
どうして?
“もう”という言葉は、「もうダメ」とか「もういけない」とか、否定的な言葉と一緒に使われます。
一方、“まだ”は、「まだまだこれから」とか「まだあきらめない」とか、前向きで積極的な言葉として使わています。
普段そんな細かなことを気にして話してはいませんが、無意識に使われるから怖いんでしょうね。
私くらいの年齢になると、“もう”を使いがちな人は、そのほかの面でも愚痴っぽくて、元気がない人が多いですね。
だからこそ、私は年を尋ねられた時には、意識して“まだ”を使うようにしています。
“もう”より“まだ”の方がいいですね。


同じカテゴリー(令和徒然日誌)の記事
 2025年 4月19日 楽させてください。 (2025-04-19 05:00)
 2025年 3月26日 故・船井幸雄氏に思う (2025-03-26 05:00)
 2025年 3月22日 『バシャールペーパーバック』シリーズ読み終わりました。 (2025-03-22 05:00)
 2025年 3月18日 私の好きな作家 芹沢光治良 (2025-03-18 05:00)
 2025年 3月14日 近藤誠と安保徹 (2025-03-14 05:00)
 2025年 3月6日 戦争ができる国を選びますか?できない国を選びますか? (2025-03-06 05:00)

Posted by ツキを呼ぶ男 at 05:20│Comments(0)令和徒然日誌
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。