2025年03月14日

2025年 3月14日 近藤誠と安保徹

私の尊敬するお医者さん2人です。尊称も付けずにすみません。
残念ですが、お二人ともすでにお亡くなりになっています。
安保さんは70歳を前に、近藤さんも74歳で亡くなりました。
お二人とも亡くなる直前まで精力的に活躍されていました。
まさかこんなにも早くに亡くなるとは思いませんでした。
近藤さんは「虚血性心不全」安保さんは「大動脈解離」が死因だと発表されています。
今の医学のあり方に、若干の違いこそあれ、警鐘を唱えて来たお二人です。
安保さんはさておき、近藤さんは、『患者よ、がんと闘うな』世に出して以降、医学界から村八分状態になってしまいました。
その後、亡くなるまで、がんに対しての近藤理論を発し続けました。
近藤理論の主なものは以下の通り。
・<がんもどき理論>
がんには、本物のがんとがんもどきがある。
本物のがんは見つかった時点で既に転移しており、治療しても治らない。
一方のがんもどきは治療しなくても生命を奪わない。
・<がん放置療法>
がんと診断されたら治療せず放置するのが一番。
また、がん検診で見つかるがんはがんもどきなので、早期発見する意味はない。
・<抗がん剤は効かない>
抗がん剤にはがんを治す力はなく、元々が毒なので、むしろ副作用のために寿命は縮む。
抗がん剤の有効性を示す臨床試験結果は人為的操作で捏造(ねつぞう)されている。
がん専門医や製薬会社、厚生労働省など関係者が構築する「がん治療ワールド」はその事実を隠蔽(いんぺい)している。

近藤さんが著作を出し続ければ、先般のブログで書いた「がん産業」(上記のがん治療ワールドと同意)を構成する医療機関(病院)・がん専門医・医療機器メーカー・製薬会社・保険会社の企業群と厚生労働省は当然面白くはないでしょうね。
このところ、近藤さんの理論を問題視するがん専門医が声をあげています。
近藤さんを批判するんだったら、近藤さんが生きている内に、近藤理論と闘って欲しかったですね。
それにしても、あまりにお二人の突然の早すぎる死。
何かあったんだろうか?


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Posted by ツキを呼ぶ男 at 05:00│Comments(0)令和徒然日誌
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